用語解説 of #024 ЖeНормаn【シャハマーチ】

Норма【規範】
日常生活において、約20程度の命令が脳裏に浮かび、いついかなる状況においても反射的にその動作を強いられる存在。その発生過程やメカニズムは極秘とされている。

Жена【妻】
ノルマに与えられた命令を管理し、適切な状況で行使することでノルマが日常生活に支障をきたさないように導く者。行使の方法はジェナー各々独自の仕様をもっている。

Солдат【兵】
ゲームにおいてジェナーの手助けをし、ノルマの行動の完遂に最大限協力する者。ルールによって呼称は変わる。一般市民の中から無作為に抽出され、会場に召喚される。

Вина【罪】
サルダーの中に潜み、敵チームに利する行動をするスパイの役割。ゲーム開始直前に、参加者の名札の裏にヴィナーであるかどうかが記載されている。

Πартия【党】
ゲームを競う単位。おおよそのルールにおいて参加者はノルマとジェナーを中心とした二つの組に分けられる。チーム名には慣例的に「熊」「犬」など動物の名前が冠される。

Πричина【原因】
ノルマに課される「命令」の事。基本的にノルマの母国語の単純な動詞の形で表現される。ジェナーは視覚として認識でき、人によってメモ帳や電子端末で管理している。

Словарь【辞書】
古今東西の言語と単語を集めた辞書群。上述のプリーチナはこの中より無作為に選ばれノルマに割り当てられる。委員会本部地下にある大書庫に蔵書されている。

Шахматы【盤面】
ЖｅНормаｎのルールの一つ。６×６の升目の床で争われる、２７のルールからなるゲーム。【裏面】【盤面】【罠】の３つ時間を１つの単位とし４回戦で構成される。

Πраво【法】
ゲームに与えられたルールの事。また、ノルマの行動を判断し、参加者がルールに背かないように監視する審判団の事も指す。通常は主審１人と副審３人で構成される。

Наказание【罰】
ゲームに勝利しなかった者、またゲームにおいて重大な違反をした者へ、上述のプラーヴァの名の元に与えられる。日常の単純な行動を禁じられる。

Комитет【ЖеНормаｎ委員会】
DNA財団内に設置され、ノルマへの命令を管理し、ジェナーを適宜派遣する意思決定機関であり、ゲームの主催団体。その目的は謎に包まれている。全世界に支部を持つ。

Ассоциация【ジェナー協会】
ジェノルマ委員会の外郭団体。各国別に支部があり、ジェナーは自らの国籍の支部に属する。そこで数日間の教練を経て正式なジェナーとして登録される。

Πорядок【ジェナーランク】
ジェナーにはその能力と実績によって各支部ごとにランク付けをされている。ノルマを導く手腕が認められるとランクが上がる。またゲームの結果によっても上下する。