舞台写真6 of #024 ЖeНормаn【シャハマーチ】

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下北盤【1】

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下北盤【2】
臼居「しかし、見事なものですね。本物…なんですかね。これって」
流川「幾らぐらいするものなんだろうな」
奥羽「触らない方がいいんじゃ?傷でもつけたらどうするんです」

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下北盤【3】
門倉「根原さん、緊張していますか?」
根原「そりゃ当然ですよ。責任重大なんですから。僕に…ジェナーなんて」
門倉「大丈夫。アナタが後半のびのびと出来るように、私が前半、ガンバリマス」

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下北盤【4】
伊豆井「待て待て」

―江利の腕を掴む。

伊豆井「…遅かったか。とりあえず、戻しなさい」
江利「痛いですって。…わかりましたから。手を離してください」

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下北盤【5】
江利「ちょっと、何ですか。不気味なんですけど。近いですよ!私、囲まれてる?」

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下北盤【6】
江利「…あの、…私、見てました。言いにくいですけど…城戸さんが」
―江利、指をさす。
奥羽「城戸さんが?」
江利「見てたんですよ、私。戻しましょう」
―城戸を追いかける。
根原「…あちゃぁ。…ゴールに辿り着かれました」
城戸「別に盗んだわけじゃないわ。本物ならちょっと近くで見てみたかっただけ」
門倉「あ、そうか。指、さされた」

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下北盤【7】
流川「自分の意思とは無関係の「命令」で生きてかなきゃならない、そういう存在だ。ゲームはもう始まるんだぞ。何度説明させるんだよ。」
加納「流川さん、そういうアナタだって。2週間前まではこんな感じでしたよ」




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下北盤【8】
奥羽「人間は自分の意思だけで生きていると思いこんでいるだけで。実際はそれ
以外のものにも、少なからず生かされているという事です。よね」
城戸「さすが。経験者は言葉の重みが違いますね」
奥羽「やめてください。アナタが言うと、皮肉にしか聞こえない」

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下北盤【9】
門倉「そう。アナタが何もしてなくても、人よりたくさん汗が出るのもそれです」
伊豆井「…それは、私の体質で。迷惑ですか?どうか放っておいてもらえませんか」
根原「アナタの身体が丸みを帯びているのもきっとそれです」
伊豆井「…それは…別に意思どうこうの問題じゃないと思うんですが」

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下北盤【10】
臼居「でも思うんですよ。私だけじゃなく、誰しもが、「命令」どおりに動いて日々を送っているに過ぎないんじゃないかと」

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撮影者:荒多恵子  ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。