登場人物 of app.11 笑う通訳

相澤

小原雄平[M]/星野恵亮[V]
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「その、どちらかってのが気に入らないよ」
通訳エージェント「相澤班」の班長。強い信念を持って通訳の仕事をしており、クライアントである外交省職員に対しても、腑に落ちない事は直言する。染谷班の事は半ば呆れながらも、突き放そうとせず、部下からの信頼も篤い。私生活では妻と別居中である。


笠原

志賀聖子[M]/神谷亜美[V]
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「画像なんかより、遙かにいかがわしいですよ。これ」
相澤班に所属する通訳。主要な言語は全て理解している有能な女性。表面上は染谷班の通訳達に対して穏やかに接しているが、職務に関して内心では見下している。相澤に対して仕事での敬慕以上の感情を抱きつつも、表に出すことはない。


小松

横島裕[M]/澤井裕太[V]
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「長尾さん、何てホテルに泊まったって言ってましたっけ」
相澤班に所属する通訳。直情型の性格だが、通訳の腕は確かで、相澤から信頼を受けている。自分が興の乗った事柄に関して頭の回転は速い。当人も相澤を心底信頼していて、染谷班を蹴落としてまで相澤班を残留させようと画策する。


染谷

道井良樹[M]/凪沢渋次[V]
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「通訳なしで、円滑に仕事できますか?」
通訳エージェント「染谷班」の班長。普段、自ら通訳を担当することなく部下任せにしている為、本人の能力は不明。それゆえ「無能」なのではないか、とささやかれているが、人一倍部下想いである。相澤へ対抗心を燃やし続け、自らの班の有能さを示したいと常々考えている。


本郷

新野アコヤ[M]/犬井のぞみ[V]
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「あら。いい男。どこの人ですか?」
染谷班に所属する通訳。本人は通訳よりも翻訳に向いていると思っている。同時通訳のスピードになかなか慣れず、常にメモを取りながら通訳する為に、会議を混乱させる事がしばしばある。相手によって態度や接し方を変え、性格に裏表がある。


水野

添野豪[M]/堀晃大[V]
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「本郷。10円ちょうだい」
染谷班に所属する通訳。何事にもマイペースな男で、本人にはその自覚がない。集中力がなく、通訳の最中に別の事を考えている事が多い。中国語であればマイナーな方言を含めて精通しているようだが、披露する機会は殆どない。


鶴田

なしお成[M]/藻田留理子[V]
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「もちろん。私だって心苦しいですよ」
中南米局職員。私生活をほぼ犠牲にしてキャリアに生きる女性官僚。仕事に私情を持ち込むことなく、二つの通訳エージェントのうちの一方に契約解除を告げる。通常の職務においても憎まれ役になる事が多く、通訳達の間でも畏れられている存在。


長尾

岩田裕耳[M]/セキュリティ木村[V]
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「彼らが。何を喋ってるのかよくわかりませんね」
中南米局職員。以前は欧州局にいたが、不祥事の責任をとらされる形で異動になり、本人はあまり仕事に熱心ではない。通訳エージェント達とはビジネスライクの付き合いで、義理も恩も持ち合わせていないと言い抜ける。先日まで、私的な旅行でカリブ海へ行っていた。


松縄

片桐俊次[M]/浪打賢吾[V]
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「容疑が固まったらどうするんです?」
警視庁公安部外事第一課二係の警部補。極秘に来日して行方のわからなくなった外国要人の情報に関して、外交省へ問い合わせにやってきた。様々な細かい情報まで頭に叩き込んで現場に臨むのが捜査の信条。


船山

小舘絵梨[M]/玉手みずき[V]
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「警視庁には警視庁の面子があるという事です」
警視庁刑事部捜査一課第九係の巡査部長。カリブ海に浮かぶキオソという国のホテルで起きた日本人女性殺害について、とある外交省職員に事情を聴きにやってきた。警察学校時代の先輩である松縄とは性格的に反りが合わない。