用語解説 of app.11 笑う通訳

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ノフン語とヌハン語

ノフン語はキオソ国独自の言語。「おはよう」→「ウヘユア」 「ありがとう」→「エロゲツア」
ヌハン語はウビリク共和国独自の言語。「おはよう」→「アヒヤエ」 「ありがとう」→「イルギタエ」

  

キオソ国

キオソ(キオソ島 Kioso)は、カリブ海の小アンティル諸島南部に位置する人口約9万人の立憲君主国家である。
20世紀初頭までは英連邦王国の一国に属していた。
島国であり、海を隔てて北にセントビンセントおよびグレナディーン諸島、北東にバルバドス、南にグレナダ、トリニダード・トバゴ、島内の西側にウビリクが存在する。
首都はキオソチュア。
ナツメグの生産が比較的さかんであり、2005年時点において2.700トン(世界第7位、シェア3%)に達する。
他の農産品はバナナ、クローブ、シナモン、ココアなど。

観光業も有望で、1949年に英連邦から独立後に即位成立した現国王政府は、観光事業の近代化に着手した。
最近では、アメリカ合衆国資本や日本企業が進出し、1984年のプオンツ・キオスチュア国際空港の建設にはアメリカ合衆国の資金援助が行われた。
日本外交省によると、キオソの消費税率27.4%は、世界で二番目に高い税率である。
1983年に国軍は解体され、キオソ警察軍が国防を行っており、約1500人が在勤している。これとは別に沿岸警備隊があり、哨戒艇10隻を保有している。
住民の8割以上はアフリカ系であり、ヨーロッパ人により連れて来られた奴隷の子孫である。その他、南アジア系やヨーロッパ人などもいる。
宗教は、ローマ・カトリックが6割程度を占めている。残りは、ほとんどプロテスタントである。公用語は英語。独自の言語として、ノフン語を使用する。

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キオソ島東部

  

ウビリク共和国

ウビリク(キオソ島 Uribik)はキオソ島西部に位置する人口26万人の共和制国家であり、海を隔てて北にセントビンセントおよびグレナディーン諸島、北東にバルバドス、南にグレナダ、トリニダード・トバゴ、ベネズエラが存在する。首都はモトゥ。
大統領を国家元首とする連邦共和制国家である。
1999年12月に新憲法が制定され、大統領の権限が強化、任期も5年から6年に延長された。
が、現在は革命軍により停止され、革命軍のイィセミシ大佐が国家元首に就いている。
コーヒーとカカオを主としたプランテーション農業の国だったが、1930年代には石油が発見され、産油国となった。現在のウビリクの経済は完全に石油に依存しており、輸出収入の8割ほどが石油であるが、石油部門が雇用するのは就労人口の0.5%にすぎない。

中南米でトップクラスの高所得水準を誇る背景には、豊かな鉱山資源があげられる。
しかしながら、農牧業の生産性は低く、食料品の半分以上を輸入に頼る。
宗教はローマ・カトリックが76%、プロテスタントが22%、その他が2%である。
その他の宗教としてはイスラム教、ユダヤ教など。
陸海空の三軍の他に、1937年に創設された国家警備隊が存在する。近年治安は急速に悪化しつつある。
1999年以降殺人事件発生率は増加の一途を辿っており、2003年をピークに一端減ったものの、
再び増加に転じ、現在ではコロンビア、エル・サルバドル、ベネズエラに次いでラテンアメリカでの殺人発生率は第4位である。 
公用語はスペイン語。独自の言語としてヌハン語を使用する。

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2003年の軍事クーデター

  

イベヌカホテル

キオソにあるサネメモラビーチにある高級リゾートホテル。
観光産業に力を入れだしたキオソの第1号ホテルで、最近増えつつある日本人観光客が必ずといっていい程滞在するホテルである。
客室は3階から18階まであり、ワンフロアに客室は48室ずつあるが、部屋番号表記は「フロア数-1-部屋番号」というように4桁から5桁の番号で表わされる。真ん中の「1」は創業者の好きな数らしい。

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イベヌカホテル

テケ=メタルゥ

キオソの観光土産として扱われる、男性から女性に贈られるのが一般的な魔除けのお守り。
もらった女性は普段、肌身離さず持っておき、結婚時に燃やす事が現地の風習とされる。
現地では正確には「テケメタリュア」と呼称する。