下北盤【11】 臼居「改めまして臼居と申します」 片山「片山フィリップスです。小山がいつもお世話になっております」
下北盤【12】 吉田「臼居。頭を上げろ。申し訳ございません片山さん。こちらの間違いとはいえ、いくらなんでもこの数字はない」 小山「じゃあ、今回の話は無しと。そういうことでよろしいんですか」 片山「大丈夫ですか。お宅の。信用的に」
下北盤【13】 女主人「どうぞいらっしゃい。私?私はここの女主人。ご注文は」
下北盤【14】 浮気相手「じゃあ、この、「ニンニク多めの絶倫ペロンペロンチーノ」ください」 旦那「おいおい、昼間から。ま、いいじゃないか」
下北盤【15】 加納「これから向かう部屋は、床がマス目状になっています。その何処か1マスがゴール。時間内に江利さんがゴールにたどり着かなければならない」
下北盤【16】 堀井「随分な自信じゃないですか。頼もしいですけど。そういう人間に限って足元をすくわれかねない」 城戸「…本当。その通りだと思うわ」
下北盤【17】 門倉「ジェナーには「ノルマ」に課されている命令が完全に文字として見えてる」 根原「そして「ノルマ」が暮らしやすいよう、効果的な並びを考える」 門倉「あの。それ私が今言おうとしたんです」 根原「これ、ジェナーになったら一度は言ってみたかったんです」
下北盤【18】 門倉「まず根原さん、先輩の為にジュースを買ってくるのが礼儀じゃないですか」 根原「…あ、はい、すいません、気が利かないで」 ―根原、部屋を出ていく。 室尾「これからゲームって時にジェナー同士そんな立ち位置でいいんでしょうか」
下北盤【19】 片山「小山がいつもお世話になっております」 ―臼居、受取っった名刺を消す。 片山「…消えた…?…小山くん、この方はマジシャンかね」 吉田「…臼居、お前の特技かなんか知らないが。頂いた名刺を」
下北盤【20】 臼居、カバンの中に入ろうとする。 吉田「臼居!」 片山「…小山、見たまえ、きっと新作のマジックだぞ!私の目の間で!」 吉田「やめないか!」
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撮影者:荒多恵子 ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。