舞台写真10 of #026 君には頭がさがる

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【91】
登美「ヨウさんが化け物だというのは、私の勘違いです。化け物ではない」
ヤス「よかったわね、疑いが晴れて」
登美「化け物ではないにも関わらず、旦那を殺して食べた」
ヤス「怪しいわね、雲行きが」

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【92】
登美「ヨウさんが化け物だというのは、私の勘違いです。化け物ではない」
ヤス「よかったわね、疑いが晴れて」
登美「化け物ではないにも関わらず、旦那を殺して食べた」
ヤス「怪しいわね、雲行きが」

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【93】
秀成「いいんだ。自分の名前書いて、読み上げられて、もう、その足で宍戸に突っ込んでいくんだ。こうやって」
美代「それ、ただの自殺ですよね」

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【94】
節子「あの娘、やっぱりおかしいの。怖いの。気持ち悪いの。帰ってこない稔さんを一本杉の下でずっと待って、杉の木が倒れても、それを自分で起こして、背負って。あのこのどこにあんな力があるっていうの!怖いわよ!」

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【95】
節子「…美代ちゃん、…どこからそんな力が。…信じられない」
黒川「…いや、支えてるのはおじさんだから」
美代「セっちゃん、そこの縄で、私を木に括り付けて。私が木と一緒に立ってるから」

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【96】
里見「嫌な予感がします。コイツら、何か企んでるのかもしれません」
絢子「やはり、私を」

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【97】
節子「いい加減、目を覚ましたら?そのために、苦労して私が切り倒してやったのに」
清二「…節子が?……恐ろしい事するな」
勝「斧を持ち出したのは、その為か」
節子「あんなのがあるから」
美代「お前かぁぁぁl!」

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【98】
里見「…そうか。…全部わかりましたよ。初めからそうだったのか、これは、稔の敵討ちだったんだな。この集落を挙げての。そうでしょう」
義一「…え」
昭三「…いや」
清二「…あの」
里見「妻とこの娘、どちらかに決まれば、きっと私が身代わりを申し出る。それを見越してのことだった。そういう風に、皆で札の枚数を調節していた」

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【99】
絢子「アナタ。どうします。彼があなたの代わりに宍戸へ行こうとしている。まだ、身代わりになってもらうつもりですか」

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【100】
絢子「これは敵討ちですから。橋本さんの」
里見「アナタは、橋本の事を」
絢子「ええ。だから食べ物なんか、用意してもらわなくてよかったのに」
黒川「恐ろしい人だ。頭がさがる」

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撮影者:佐藤淳一  ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。